【心筋梗塞×保険】心筋梗塞になってから生命保険を選ぶ手順を知ろう

心筋梗塞になり万が一のことが不安になった時の対処法 

心筋梗塞は症状が重い場合や処置が遅くなると、命を落とす重篤な病気です。

緊急手術など早期治療によって一命をとりとめた場合、死を間近に感じたり、死の不安がよぎり家族のためにも万が一に備えたくなるのではないでしょうか。

心筋梗塞の危機的状況を脱しても、後遺症に悩まされる方や介護が必要になる方もいます。

また、通常通り生活が送れるようになっても、食生活や生活習慣に気を付けて体調管理を行わないと、再び動脈硬化などを起こして心筋梗塞を起こすリスクが高いです。

この段階で家族のために死亡保障を備えたい、増額したいと思っても、難しいのが現実です。

もっとも、心筋梗塞になると、生命保険に加入する可能性がすべてなくなるわけではありません。

心筋梗塞になってから生命保険を選ぶ手順を、次の通りみてみましょう。

心筋梗塞になった時期と現在の状態の確認 

生命保険に加入するには生命保険各社で告知義務における、同じような内容の質問があります。

「過去5年以内に病気やケガで7日以上にわたり、医師の診察・検査・入院・手術・投薬などの治療を受けたことがありますか」といった項目と、「3ヶ月以内に医師の診断を受けたり、治療を受けたことがありますか。」といった項目です。

これに「いいえ」と回答できれば、加入できる可能性が高まります。

心筋梗塞で手術を受けたり、入院したのが5年より前で、現在はまったく通院も投薬も必要ないほど元気になっていて、他の健康状態にも問題がないなら、加入できる可能性があります。

引受基準緩和型の生命保険の検討 

もっとも、心筋梗塞を発症すると、それが5年より前であっても、心筋梗塞の再発予防のために定期的な通院や検査、血液をサラサラにする薬や降圧剤などの投薬治療を引き続き受けている方が多いです。

そうした方が生命保険に入るにはどうすればいいか、自分の状態でも入れる引受基準緩和型の生命保険を探すようにしましょう。

保険会社や保険商品により、心筋梗塞の病歴があっても、1年もしくは2年内に入院や手術をしておらず、現在の健康診断の数値などが安定していれば入れるケースがあるからです。

ただし、通常の生命保険に比べて、同額の保険金を得るために、健康な方より高い保険料を支払う必要があるのが一般的です。

また、心筋梗塞に起因する死亡では生命保険金が払われないなどの支払い制限が加わることも少なくありません。

自分のニーズに合った保障内容か、よく検討を行いましょう。

 

いずれにしても、心筋梗塞になった後に、生命保険の加入の検討、見直しをする場合、最も大切なことは加入している以外の保険会社で見直しをするということです。

これは、同じ保険会社に比較できる生命保険の種類は少なく、かつ、複数の種類の引受基準緩和型保険や無選択型保険を取扱している可能性は極めて低いです。そのため、根本的な保障の見直しになりません。

保険は保険会社ごとに保障内容が異なり、保険料にも差が出てきますので、必ず複数の保険会社で比較して加入検討や見直しが必要です。

アグネスでは、簡単な質問に答えるだけで、ご自身の加入できる複数の保険を気軽に探し、比較することができます。あなたにぴったり合った保険を選ぶことができるので、まずは気軽に診断してみましょう。