目次

    妊娠②

    妊娠から出産まで

    妊娠とは?

    受精卵が子宮内膜の表面に着床して、その後お腹の中で育ち最後は出産するまでを妊娠と言います。
    妊娠は、男女間で性行為をした際に起きます。
    お腹の中にいる子どもは胎児と呼ばれ、だいたいの場合がお腹の中に1人いるのが普通です。
    稀に多胎児となり、2人以上になる場合もあります。
    いつでも妊娠できるわけではなく、年齢によっても確率は変わってきます。
    特に32歳頃までは最大の卵子数を持つため妊娠しやすいですが、40歳近くなってくるとどんどん減少してしまうため妊娠しにくくなるのが一般的です。
    女性だけでなく、男性も年齢とともに機能が低下して妊孕能が低下します。

    妊娠初期の頃

    妊娠していても、明らかにお腹が大きく周りから見てもわかるのは中期以降です。
    初期の頃は本人が誰かに言わなければ、妊娠していると気づかれないことがほとんどでしょう。
    ただ、本人は何もなかった時と体の状態が変わってきます。
    個人差はありますが、だいたいがつわりや頻尿、嗜好の変化が出てきます。
    普段の自分とは違う状態になり、生理だけでなくつわりなどで妊娠しているとわかってくる場合が多いです。
    急激な体の変化に精神的にも不安定になりやすい時期です。
    この時期に摂取してはいけないものもあります。
    タバコや飲酒、特定の薬を飲んではいけないなどいくつか決まりがあります。
    胎児がこれから成長するにあたって、悪影響を及ぼしてしまうからです。
    奇形や自然流産の原因にもなるため、摂取しないようにしましょう。

    妊娠中期

    だいたい妊娠5ヶ月目あたりからを、妊娠中期と呼びます。
    個人差はありますが、だいたいつわりも楽になってきて元気が出てくる頃です。
    何事もなければ順調に後期へと進みますが、子宮外に出てしまうと生存が難しく流産となってしまいます。
    だいたいこの時期には、お腹を見ると少しポコっとした大きさになり目立ってきます。
    本人も周りも妊婦だと実感する頃です。

    妊娠後期

    満28週以降になると、妊娠後期という時期に入ります。
    この頃にはお腹もだいぶ大きくなり、歩いていても重みで母体に負担を感じるようになります。
    子宮が大きくなって、貧血になってしまう妊婦もいる程です。
    ほかにも、妊娠高血圧症候群が起こりやすい時期でもありますので、生活の仕方にも注意が必要です。
    出産直前になってくると、赤ちゃんが出てくるため子宮口が柔らかくなり、準備を始めます。
    陣痛も、なんとなく張るだけの間隔が、どんどん強度を増していきます。
    その後、陣痛の頻度が高くなってきたところで羊水が出て、最後はいきみ出産して妊娠状態は終了です。

     

     

    仕事と妊娠

    会社には早めに伝える

    専業主婦になり、妊娠したのであれば、会社に伝えなければいけない悩みはありません。
    しかし、働いていた場合は、会社に隠しておくわけにはいかないのが現状です。
    身内や友人に伝えるのであれば安定期に入ってからも問題ありませんが、会社へは妊娠がわかったらすぐに報告しましょう。
    理由としては、安定期に入る前に仕事へ影響が出てしまう可能性があるためです。
    人によっては初期にも何もなく、つわりもほとんど感じないまま安定期に突入する人もいます。
    しかし、つわりがひどくて、仕事にならない状態になってしまう人や入院が必要になる人もいます。
    こればっかりは、妊娠後時間が経過しないとわからないことです。
    万が一仕事に影響が出てしまうことが起きても、事前に妊娠の話をしていれば理解してもらいやすくなります。

    退職するか復職するか決める

    育児休暇を取って復職するのもありですし、退職して一旦専業主婦になって家にいるのも良いでしょう。
    どちらを選択したから間違いはなく、自分次第です。
    ただ、辞めるにしても育児休業を取るにしても、そのことはしっかりと会社に伝えましょう。
    退職する場合は、必ずどのタイミングまでいなければいけないというのもありません。
    育児休業を取る場合は、臨月近くまで働く方も多いかもしれませんが、退職の場合は安定期に入る頃に辞めることだってできます。
    しかし、突然辞めてしまったら会社に迷惑をかけてしまうので、退職や復職するかを伝え、退職する場合は何月あたりに辞めると決めて伝えましょう。
    それに合わせて新しい人材の募集をかけるなど、会社としても準備ができるようになります。

    働き方も相談する

    その方によって、働いている仕事の内容は違うものです。
    重たい荷物ばかりを運ぶような仕事をしている方は、そのまま続けてしまうと流産してしまう危険もあります。
    事務職のようなあまり重たいものを持たずに、座っている時間が長いような仕事に回してもらうのも良いでしょう。
    中には、検診の際に医師から配慮が必要と言われることもあります。
    その場合は、指導を受けた旨を伝え、妊娠中は普段と違う配慮を行ってもらいましょう。
    人間関係などもあり言いにくい職場もあるかもしれませんが、労働基準法や男女雇用機会均等法で決まっていますので、堂々と伝えても大丈夫です。
    無理をしてしまうとせっかくの命が危険にさらされる可能性があるため、働き方はしっかりと考えておきましょう。
    妊娠前のように働けないと思っても、それはいけないことではないため気にしないようにしましょう。

     

    妊婦にとって食事は重要

    赤ちゃんの健康のためにも食事は重要

    自分の健康だけでなく、これから生まれてくる赤ちゃんのためにも妊婦の食事は重要です。
    元気な子を産むためにも、栄養バランスを考えましょう。
    2人分食べなければと無理に量を食べるのではなく、質を重視します。
    たとえば、妊娠前は好き嫌いが多かったという方も、1人の体ではないため、万遍なく栄養素を摂るために嫌いなものも取り入れるようにしましょう。
    ほかにも、妊娠中に多く摂取してしまうと良い影響を与えないものもあるため、注意が必要です。

    葉酸は重要

    よく妊婦になると、栄養の中でも葉酸が必要と言われる機会が増えます。
    ビタミンB群の一つで、赤血球の形成補助や成長に重要な役割を果たします。
    そのため、さまざまな栄養の中でも、一番力を入れて「摂取するように」と言われている成分です。
    まだ妊娠していない妊活中の人も、葉酸は大切と言われています。
    葉酸は身近な食事で摂取ができます。
    ほうれん草やブロッコリー、ほかにも牛や豚のレバーからも摂取可能です。
    納豆や鶏卵からも摂取できますので、妊娠中は積極的に食べるようにしましょう。

    カルシウム

    人間の健康を維持するためにもカルシウムが重要です。
    赤ちゃんがお腹の中で育つためにも、骨や歯にカルシウムが必要ですので積極的に摂りたい成分のうちの一つです。
    体内の中でもカルシウムが不足していると思うと、お母さんの歯や骨のカルシウムを使います。
    足りていないと自分の骨密度も低下して、骨に良くない影響を与えてしまいます。
    積極的に牛乳や小魚、チーズなどを食べるようにしましょう。
    ほかにも、海藻や大豆などにもカルシウムは入っていますので、積極的に摂取したいところです。

    鉄分

    妊娠中は、鉄分も大変重要な役割を果たしています。
    鉄分というのは、ヘモグロビンを作る栄養素でもあります。
    不足してしまうと、体の中が酸欠状態になってしまい悪い影響を与えてしまうのです。
    鉄分には2種類があり、ヘム鉄と植物性の非ヘム鉄があります。
    どちらかだけを摂取していれば良いのではなく、バランスが重視されます。
    意識してどちらも摂取するようにしましょう。

    ビタミンAには注意

    栄養素の中でも、ビタミンAには注意して摂取しましょう。
    ビタミンの仲間で赤ちゃんにも良い影響を与えそうなイメージがありますが、ビタミンAは妊娠初期にはあまり過剰摂取してはいけません。
    器官形成異常を引き起こすと言われていますので、サプリメントをよく飲んでいる方は要注意です。
    普段の食事だけであれば、過剰摂取になることはほぼないと言われています。

     

     

     

    妊娠中は思うように睡眠が取れない!

    普段のように睡眠できない

    妊娠中は、もう1人がお腹にいる状態ですので、普段の時のように眠れません。
    特にお腹が大きくなってくると、前を潰してはいけないという気持ちからうまく寝返りが打てなくなってしまいます。
    寝ている時には寝返りを打ちますので、それがうまくいかず苦しくなって途中で起きてしまうのです。
    ずっと仰向けもしんどく、寝る姿勢が定まらないままになってしまいます。
    では、妊娠初期の頃だと、お腹はそこまで出ていないため楽に寝られるでしょうか。
    実はお腹の重みなどはないのですが、日中でも眠気を感じることがあります。
    仕事などをしていると、眠気に襲われて辛いと思っても頑張るしかありません。
    さらに、つわりなど体の変化が起きやすい時で、疲れを感じてしまいます。
    忙しくて寝られない時間帯もあるかもしれませんが、この時期眠気に襲われることは普通です。
    休める時には、お昼寝やうたた寝をしましょう。

    お昼寝は長すぎるとダメ

    妊娠中は日中も疲れやすく、眠くなってしまいます。
    休んでお昼寝をすることは、もちろん問題ありません。
    しかし、30分程度仮眠をして少し休むのであれば良いのですが、長すぎると夜寝る時に影響が出てしまいます。
    2時間など長く寝てしまうと、夜の寝たい時間に目がギラギラしてしまうでしょう。
    あくまでも昼寝は仮の睡眠なため、短時間を意識しましょう。

    生活リズムを大切にする

    妊娠してから仕事を辞めてしまうと、一気に暇な時間が増えます。
    まだ仕事をしていた時は時間を守らなければいけないため、規則正しい生活を送れていても、自由時間が増えることで生活リズムが崩れてしまう場合も多いです。
    自分で意識して生活リズムを作っていかないと、睡眠が上手に取れなくなってしまいます。
    朝起きたらカーテンを開けて光を取り込み、ご飯も決まった時間に食べウォーキングなどの軽い運動もしましょう。
    生活リズムを整えるだけでも睡眠の質が上がります。

    寝る姿勢も工夫する

    特に妊娠中期あたりからお腹が大きくなり、後期には何をしていても気になるほどの大きさになります。
    寝返りも打ちにくくなり、腰痛を感じるなど苦しくなってしまうでしょう。
    横向きになった時にも楽にするため、抱き枕やクッションがあると良いです。
    足の間に挟んで寝ると、何もない状態よりも楽になります。
    腰が変にねじれないので、楽な横向きとなり安心して寝られるでしょう。
    姿勢のほかにも、快適に過ごせる室温や寝る直前までスマートフォンを見ないなど、工夫をすれば睡眠もスムーズになってきます。

    妊娠後の通院について知識を深めよう

    妊婦健診に伴う通院

    妊娠したら妊婦健診のために通院が必要になります。
    妊娠の期間によって通院のタイミングが定められており、流産のリスクもある妊娠11週頃までの妊娠初期は1~2週間ごと、12週から23週までは1ヶ月に1回、24週から35週までは2週間に1回、36週以降は週に1回程度が基本です。
    もし、予定日を過ぎた場合は1週間に2回の通院が必要です。
    妊婦健診に伴う通院以外にも、急な出血やお腹の張り、痛みなどがあったら、速やかに受診しましょう。

    妊婦健診の内容

    妊婦健診では体重測定、血圧測定、尿検査(尿たんぱく・尿糖)の検査が毎回行われます。
    また、妊娠の時期に応じて、腹部超音波検査などの必要な検査がプラスされます。
    妊娠しても、これまで通り仕事をする方や子育て中の方もいるため、中には特に異常が見られなければ、通院しなくても良いのではと思う方もいるかもしれません。
    ですが、妊婦健診は必ず受けるように推奨されていますので、忙しくても時間を取って通院しましょう。
    母体や胎児のトラブルは突然起こるリスクがあります。
    事前の兆候を察知することや万が一の時に速やかに医師が対応できるよう、定期的に通院をして状態を観察してもらうことが大切です。

    仕事をしながらの通院

    妊娠しても、そのまま仕事を続ける方が多いです。
    ですが、通院するとなれば、午前中の仕事を休んだり、午後からお暇を貰ったり、時間の調整が必要になります。
    その際、有給休暇を使う必要があるでしょうか。
    この点、男女雇用機会均等法により、事業主には妊産婦健診のための時間の確保が義務付けられています。
    就業規則などで規定されていなくても、正社員だけでなく、パートや派遣社員であっても適用されます。
    もし、健診のために通院したいなら、有給休暇を利用しろと言われた場合は違法です。
    ただし、通院する時間、給料を与えるかどうかは、就業規則で自由に定めることが可能です。
    もし、お給料が減ることが困る場合には、本人の希望で年次有給休暇を取得することは問題ありません。
    ですが、ほかのケースで有給休暇を取得したいのに、妊婦健診のために事業主から有給休暇の取得を強制されることは法律違反です。
    これは正社員だけでなく、パートや派遣でも同じです。
    なお、派遣の場合、派遣先にも派遣会社にも同様の義務がありますので、派遣先の職場に申し出がしにくい場合は、派遣会社に相談しましょう。
    妊娠がわかり次第相談し、通院の時間をスムーズに確保できるようにすることが大切です。

    妊娠が発覚した時にすることとは?

    まずは妊娠検査薬を使う

    普段の生理が来るはずの時期になっても何もなく、1週間から2週間経ってもこない場合は、妊娠している可能性が十分にあります。
    まずは妊娠検査薬を使って、お腹に胎児がいるかどうか調べてみましょう。
    この頃になんとなく普段よりも吐き気や具合悪さがある場合は、妊娠している可能性が高いです。
    普段からお酒やタバコを吸う習慣がある人は、一旦おかしいと思ったらやめて、妊娠検査薬で調べてみましょう。
    妊娠検査薬はあまり早くから使っても、反応が出ない場合もあります。
    生理が普段通りではないと思ってから1週間は見ましょう。
    陽性であれば、次に産婦人科に行って受診をします。
    しかし、陰性でもやっぱりおかしいと感じたら、産婦人科に行って相談したほうが良いでしょう。
    産婦人科に行くタイミングも、生理がくるであろう日から1週間~10日は置いていく必要があります。
    妊娠検査薬と同じように、反応が出ずわからないまま終わってしまう可能性があるためです。

    妊娠が確定していれば母子手帳を貰う

    産婦人科に行って妊娠が確定していたら、晴れて母子手帳が貰えます。
    そのまま産婦人科で貰えるものではなく、今度は住んでいる地域の役所や保健センターに行かなければなりません。
    「妊娠届け出書」を出せばすぐに貰えます。
    母子手帳は今後検診の際に必要になり、赤ちゃんが生まれた後も予防接種の記録などをつけるために使います。
    末永く使用するものですので、紛失しないように注意しましょう。

    妊娠が発覚して確定したらやること

    胎児がいるとわかり、母子手帳を貰ったら具体的に出産までの計画を立てます。
    実家が近いほうは良いですが、遠い場合は今住んでいる場所で産むのか実感に行くのか決めましょう。
    里帰り出産の場合は、産む病院を早めに決めて予約しなければなりません。
    今仕事をしている場合は、職場の人に報告をしましょう。
    産休の取り方やいつまで働いて、有給を消化するのかなどを決めておくと、ギリギリに決めるより会社にも迷惑をかけずに済みます。
    安定期に入ってからと思うかもしれませんが、初期の段階でつわりで休むなど、迷惑をかける可能性もあります。
    友人などへの報告は安定期でも良いですが、会社へは早めが良いでしょう。
    万が一障害があるかもしれないと不安を感じる場合は、出生前診断も可能です。
    任意でできるため、どうするのか考えておきましょう。
    後は少しずつ、赤ちゃんが産まれた後に使うものを購入しておくと安心です。
    いざ産まれたらつきっきりで見なければいけないですし、買い物に行く余裕もなくなってきます。
    発覚後から少しずつ必要なものを揃え、出産近くには揃っている状態になっていると、心に余裕を持って出産できるでしょう。

    妊娠しても入れる保険が増えている

    妊娠すると保険に入れない?

    妊娠や出産は病気ではありません。
    そのため、出産のために入院しても、通常の自然分娩である限り、入院給付金の給付はありません。
    一方、帝王切開をする場合は、手術として手術給付金が支給されます。
    もっとも、妊娠がわかってから保険に入ろうとしても、加入を断られるか、妊娠に伴う入院や手術などは保障対象外とされてしまいます。
    病気ではないといっても、支払リスクが高いからです。

    妊婦さんをサポートする保険の登場

    妊娠すると自分の体と向き合うようになることや体調が不安定になって医療の保障などが気になってきます。
    ですが、それまでは若くて元気だからと保険に入っていなかった方も少なくありません。
    妊娠をきっかけに医療保険に入ろうと思ったら断られた、一番気になる妊娠、出産関連の保障が得られないと言われて、ショックを受けた方も多いはずです。
    ですが、こうした不安やニーズに応えるための妊婦さん向けの保険が続々と登場しています。

    妊娠から出産後まで

    妊婦さんでも入れる保険ができたのは助かりますが、各保険会社により保障内容がさまざまなので、いつ何をどう保障してくれるのか確認し、よく比較したうえで、ニーズを満たす妊婦さん向けの保険を選ぶことが大切です。
    切迫早産や帝王切開、重症型妊娠高血圧症候群や出産に伴う輸血など、妊娠、出産関連の入院や手術、治療費をカバーしてくれる点は共通項が多いです。
    妊娠前に加入し、契約後に妊娠した場合には、自然分娩に伴う入院でも、入院給付金が払われる保険もあります。
    一方、出産後もママの医療保険として続くタイプのほか、出産後は赤ちゃん保険、こども保険として機能するものもあります。
    カバーされる内容が保険によって違い、いざという時の支払条件にも差があるので気を付けましょう。

    産後鬱までフォロー

    妊婦さん向けの保険の中には、産後鬱など産後や育児期の精神疾患に伴う、通院や入院などを保障してくれるものもあります。

    女性特有の病気をサポート

    癌をはじめ、子宮・卵巣の全摘出、乳房の切除・再建などの保障が備わっているものもあります。
    妊娠、出産関連以外の保障も必要かどうかも比較検討しましょう。

    赤ちゃん向けの保障

    妊婦さん向けの保険の中には、出産後は赤ちゃんの保障に移行する場合や妊婦さんの保険に赤ちゃんの医療特約を追加できるタイプもあります。
    早産で生まれた場合や心臓・横隔膜ヘルニアなど緊急手術が必要な状態で生まれた場合の入院や手術などを保障するものです。

    妊娠検査薬の目的や使い方とは?

    なぜ妊娠検査薬を使う?

    もしかしたら妊娠しているかもしれないと思った時に妊娠検査薬を使いますが、実は本来の目的とは異なります。
    確かに、妊娠しているかどうかを調べられますが、早い段階で結果を知ってすぐに産婦人科の病院に行けるようにというのが妊娠検査薬の目的です。
    なんとなく妊娠しているかもくらいの気持ちでは、産婦人科への受診が遅れてしまうかもしれません。
    お腹にいる赤ちゃんを守ってあげるためにも、まずはいることを確認するのは重要です。
    もし気が付いていないと、お酒やタバコ、ビタミンAのサプリメントなど知らないで飲み続けてしまうかもしれません。
    知らない間に、お腹の赤ちゃんに良くないものを摂取して器官形成に影響を与えてしまう可能性があります。
    早めに妊娠しているとわかれば、今後の生活にも気を付けられます。

    ドラッグストアで購入できる

    病院に行って妊娠検査薬を購入できますが、手軽に買いたい時はドラッグストアを利用しましょう。
    妊娠検査薬がいくつか並んでいてどれを購入するのか悩んでしまうかもしれませんが、メーカーごとに大きく性能が変わるわけではありません。
    ちなみに、ドラッグストアも病院でも、妊娠検査薬の性能はほとんど一緒です。
    値段が多少変わるかもしれませんが、病院のほうが正確でドラッグストアの商品は曖昧なわけではありません。
    おかしいと思ったらドラッグストアは気軽に寄れるため便利です。

    妊娠検査薬の使い方

    キットを箱から出して、指定されている部分に尿をかけます。
    賭け方は商品によって異なるため、説明書を見ながら指定された秒数尿をかけましょう。
    判定までは水平にしておき、結果を待ちます。
    水平にしないと正しい結果ではなくなってしまう可能性が大きいので、必ず水平にしましょう。
    判定終了のサインが出たら、陽性か陰性の確認をします。
    判定窓に線が出たら陽性の可能性が高く、妊娠している可能性があります。

    チェックする時のコツ

    妊娠しているかもしれないと思ったら、早くどっちか結果を知りたいと思ってしまうものです。
    しかし、あまりにも検査が早いと、本当はお腹の中に赤ちゃんがいても結果として出てこない場合があります。
    特に本来くる生理がなく急いで調べてしまうと、判定が出なくなります。
    生理が始まるであろう日から最低でも1週間は空けて、妊娠検査薬を使いましょう。
    できれば10日程度空いたほうが、妊娠検査薬の反応が正確に近づきます。
    検査をする時の時間帯ですが、朝起きてすぐがおすすめです。
    ほかの時間帯でも問題ありませんが、一番尿の濃度が濃いため結果が出やすいと言われています。

     

    妊娠の方向け!保険でできることには何がある?

    妊娠中何もないとは限らない

    特に検診でもすくすく赤ちゃんが成長していて、出産の時も普通分娩であれば保険にお世話になることはほとんどありません。
    しかし、妊娠中皆が順調にいくかというと、そんなことはありません。
    さまざまな症状があり、急に襲われるため、前もって予知しておくことも難しいです。
    しかし、何かあった時、健康保険でできることは結構あります。
    そのままの金額を請求されてしまうと高くて診察も受けられないと感じてしまいますが、健康保険が適用になれば負担を減らせます。
    金銭面の不安を感じず、安心して医療にかかれるでしょう。

    妊娠中に適用される健康保険

    妊娠している最中も、初期の頃からアクシデントは多々あります。
    まず、つわりから始まり、切迫早産、妊娠高血圧症候群、前期破水などです。
    これらの症状が出てしまった時に医療にかかれば、健康保険が適用になります。
    すべてを実費で行わなくても良いため、アクシデントに遭ってしまったら先生に相談をして治療しましょう。
    本来検診では対象にならない超音波検査も、逆子などの検査では健康保険が適用になります。

    出産時から入院中に適用される健康保険

    微弱陣痛の場合、陣痛促進薬を使用、吸引分娩、帝王切開分娩などでは、健康保険が適用になります。
    医学的な必要が出てきた時には、出産時に起こるアクシデントも健康保険が適用になります。
    万が一別の病気も発覚してしまったという場合、一緒に治療を行ってかかった入院費や投薬料などにも使えるため安心です。

    一緒に民間の保険も入っておくと安心

    健康保険が適用になれば、本来支払わなければいけない1/3の金額で済むなど、金銭面では安心です。
    しかし、ある程度日数も増えてしまうと、結構な金額になります。
    貯金など余裕のお金が十分にあれば良いですが、不安を感じている方もいるでしょう。
    一緒に民間の保険に入っていれば、入院や通院になった時にお金が下ります。
    ただ、妊娠の時は通常の状態ではないと見なされ、妊娠19週までが加入の条件になっているものも多いです。
    臨月に近づいていてやっぱり帝王切開になるかもしれないから民間の保険に入っておきたいと思っても、加入条件から外れてしまうので、新たに入れない可能性があります。
    いざ妊娠中や出産中にトラブルがあることを考えると、民間の保険に入っていても損はないです。
    特に出産の時帝王切開に急遽なる話は珍しくありません。
    各保険会社で加入条件はさまざまですので、しっかりと加入条件や保証内容を確認しておくことも必要です。

    妊娠中に気を付けたいことを確認しておこう!

    食べ過ぎてはいけない

    妊娠中は、つい赤ちゃんの分も栄養をつけなければいけないと食べすぎてしまうこともありがちです。
    そして、赤ちゃんの分というのを言い訳に、余計にご飯やおかず、お菓子やジュースなどの間食もしてしまい大幅に太ってしまう人もいます。
    ひどくなってしまうと、妊娠高血圧症候群になってしまうので注意が必要です。
    逆に、赤ちゃんに悪影響を与えてしまうため、量よりも何の栄養を摂るのか質を考えるようにしましょう。

    偏った食事にも注意

    1人の体の時にように、偏った食事をしてしまうのも危険です。
    赤ちゃんにとって必要な栄養分は多数あります。
    葉酸、カルシウムなど、さまざまな栄養素をバランス良く摂ってあげると良いでしょう。
    気分が甘いパンばかりしか食べたくないからといって、あんこやジャムなどの甘いものが入ったものを食べ過ぎてしまうと血糖値がグンと上がってしまいます。
    甘味が摂りたいと思ったら、サツマイモなどの天然の甘味を摂るようにし食べすぎないようにしましょう。

    カフェインは避ける

    普段からコーヒーを飲んで、一息つくのが習慣な方もいるでしょう。
    赤ちゃんがいる時には、血管を圧縮させてしまうため避けたほうが良いです。
    せっかく摂取した栄養が、赤ちゃんの体の中に行き渡らなくなってしまいます。
    飲み物は水や麦茶などがおすすめです。
    それでもコーヒーの味を思い出して、飲みたくなってしまうこともあるかもしれません。
    今はカフェインレスのコーヒーも売られていますので、味を楽しみたいのであれば選んで飲んでも良いでしょう。

    運動不足に気を付ける

    妊娠してしまうと、最初はつわりで具合が悪く、安定期以降は赤ちゃんが大きくなってきて体が重く運動が面倒に感じてしまいます。
    激しい運動をする必要はまったくありませんが、何もしないのも体に良くありません。
    運動を続けてしていると、出産の時も普通分娩でお産が軽くなりやすいとも言われてます。
    赤ちゃんに影響の少ない、妊婦向けのストレッチやウォーキングをして体を動かしましょう。

    便秘

    妊娠中は子宮が腸を圧迫してしまい、動きを抑えます。
    そのため、妊娠する前は便通が普通だったという方も、急に便秘になり苦しんでしまいやすくなります。
    運動不足や食物繊維不足も大きく関わってきますので、積極的に運動などをして体を動かし野菜も摂りましょう。
    もし便秘がひどくなってしまい、痔になったら大変です。
    万が一なってしまった時には自分で直すのは難しいので、医師に相談をしてみてください。
    適切な薬を処方してくれます。

    妊娠

    妊娠に伴う費用

    妊娠に関する費用や保障について 

    妊娠をすると、色々な不安があります。

    初めて妊娠をする女性にとっては、さまざまに変化していく身体に対する恐怖もあるでしょう。

    また、妊娠をすることによる不安の中には費用面での不安があります。

    そのため、事前に妊娠をするとどのくらいの費用を負担することになるのかを把握しておきましょう。

    分からないことが解消されることによって、妊娠へのさまざまな不安が軽減されていきます。

    そうすれば前向きになれるはずです。

    妊娠には健康保険が適用されない

    妊娠に伴う費用を計算する際に注意しなければならないのが、妊娠に伴う費用については健康保険が適用されないという点です。

    特に問題もなく、病院で出産できた場合は、おおよそ50万円前後の費用が発生するといわれています。高めでも70万円程度みておけば安全でしょう。

    実際には、どのタイミングで入院するのか、部屋はどこに入院するのかによっても異なってくるので、それによって費用も変わってきます。

    妊娠に伴う費用を計算するなら、出産育児一時金についても確認しておきたいところです。

    これは子ども一人あたり、42万円が給付されることになっていて、給付を受けるには健康保険に加入していることが条件となります。

    ただし、事前にお金をもらえるというわけではないので注意が必要です。病院への支払いを終えた後に必要書類を添付して申請し、給付金をもらうという手順を踏むので、病院への支払いは、一旦は建て替える必要があります。

    出産育児一時金

    妊娠に伴う費用を計算するなら、出産育児一時金についても確認しておきたいところです。

    これは子ども一人あたり、42万円が給付されることになっていて、給付を受けるには健康保険に加入していることが条件となります。

    ただし、事前にお金をもらえるというわけではないので注意が必要です。病院への支払いを終えた後に必要書類を添付して申請し、給付金をもらうという手順を踏むので、病院への支払いは、一旦は建て替える必要があります。

    検査費用について

    妊娠に伴う費用は、出産の時だけを考えればよいわけではありません。

    妊娠することによって、休業する場合には、休業している時の生活費、妊娠が順調かを確かめるための定期的な費用なども考えなければいけません。

    一般的に検診は月に1回程度受けることになり、大体5万円から10万円くらいは検査費用が発生するといわれています。検診には健康保険が適用されない分、負担は大きくなってしまいます。

    出産後の費用も考える

    妊娠すると色々と費用が発生しますが、出産後にも費用は次々と発生します。

    出産した後には育児が待っていますので、赤ちゃんのためのアイテムを購入する必要もあるでしょう。

    洋服やおむつ代、ミルク代などの消耗品やチャイルドシートやベビーカーなど、初めての子どものときにはとくに準備すべきものがたくさんあります。

    一方で出産することによって、出産祝いが入ってくるかと思われますので、その分も含めた計算にしておいてもいいと思います。

     

    妊娠によって受けられる社会保障制度を利用しよう

    妊娠を経済的に支援してくれる社会保障制度

    妊娠すると検診費用や出産費用などがかかるだけでなく、働いていた方は妊娠や出産により仕事ができない期間が発生するなど収入が減少することもあります。

    このように妊娠によって発生する支出の増加や収入の減少を補うために、さまざまな社会保障制度が用意されています。

    くまなくチェックして、しっかり保障を受け取りましょう。

    妊婦検診の助成

    妊婦検診の14回分の費用を、お住まいの自治体より助成を受けられます。

    助成額は自治体により異なりますので確認が必要です。

     

    出産育児一時金・家族出産育児一時金

    妊娠4ヶ月目(85日)以上の出産の場合、死産であったケースや流産も含めて、公的医療保険より、出産育児一時金または家族出産育児一時金の支給を受けられます。

    産科医療補償制度加入分娩機関で出産した場合で、在胎週数第22週以降にあたるなら1児あたり42万円、在胎週数第22週以降にあたらない場合は40.4万円受け取れます。

    健康保険組合のある企業に勤務している場合、組合独自の付加金がプラスされることもあるので、組合健保にご加入の方は確認してみましょう。

    一時金の支払いを受けるための手続きは分娩機関の規模などによって異なっているため、注意してください。

    請求と受取を妊婦に代わって行う直接支払制度を採用する分娩機関と、妊婦が出産する分娩機関に対して受取を委任する受取代理制度を採用しているケースもあります。

    なお、直接支払制度や受取代理制度を利用するか、それとも、加入している健康保険組合などへ直接請求して支給を受けるかは、支給を受ける妊婦が選択できます。

     

    厚生年金の保険料免除

    勤務先で通常は給与天引きされている、健康保険や厚生年金保険の保険料については、産休中と育休の期間中は支払いが免除されます。

    支払いは免除されますが、免除期間中の保険料は納めたものとして扱われるので、老後の年金が減ることはありません。

    勤務先の担当者へ手続きの相談をしてください。

     

    国民年金保険料の免除

    20194月より、国民年金保険料についても妊婦の免除制度ができました。

    出産予定日または出産日の前月から4ヶ月間、双子以上の場合は出産予定日または出産日の3ヶ月前から6ヶ月間にわたり、国民年金保険料の免除が受けられます。

    この点、出産は妊娠85日以上の出産のことを指し、死産や流産も含まれます。

    免除を受けられるのは妊婦が国民年金の第1号被保険者である場合で、所得制限はありません。

    免除は自動的に受けられるのではなく、免除の申請が必要です。

    出産予定日の6ヶ月前から手続きが可能です。

    お近くの市区町村窓口へ、忘れずに手続きへ訪れてください。

    免除を受けても国民年金保険料は納付したものとして取り扱われますので、老齢基礎年金が減らされる心配はありません。

    妊娠時に気を付けたい病気の種類

    妊娠時に気を付けたい妊娠高血圧症候群

    妊婦全体の約8%に診られる症状で近年増えている高齢妊婦にとどまらず、初産婦のケースや肥満の方も注意が必要です。

    妊娠高血圧は妊娠20週以降で初めて高血圧(140/90mmHg)を発症し、出産後3ヶ月以内には血圧が正常化する症状です。

    軽度の症状は、妊娠による急激な体重増加などで起こることが多いため、体重のコントロールや塩分を控えるなどの食生活を管理することで、症状を抑えられます。

    ですが、160/110mmHgと重症化すると、妊娠の強制終了といった残念な処置が必要な場合もあるので注意が必要です。

    子癇について 

    主に妊娠中の高血圧が原因となり、痙攣が起こる病気です。

    妊娠中をはじめ、分娩中や出産後にも痙攣が起こることがあるため、注意が必要です。

    痙攣の発作を起こす前に頭痛がしたり、めまいを感じたり、フラッシュを浴びるような眩しさを感じる方も少なくありません。

    不安な症状を感じたら、産婦人科医などに相談しましょう。

    風疹について

    妊娠中に風疹にかかってしまうと、胎児にも感染する恐れがあります。

    赤ちゃんが生まれた際に難聴や白内障、心疾患や心身の発達の遅れなど、障害が残る場合があるので注意が必要です。

    赤ちゃんが障害を持って生まれる状態を先天性風疹症候群と呼びますが、障害を持っていることにすぐには気づきにくい場合も少なくありません。

    先天性風疹症候群が起こるリスクは、特に妊娠初期から12週頃までの妊婦の感染で高いとされています。

    事前に風疹の予防接種を受けることによって感染を予防できますが、妊娠中には予防接種を受けられません。

    女性は妊娠する前に、必ず風疹の予防接種を受けておきましょう。

    またご主人も風疹を妊婦に感染させないよう、風疹の既往を確認しなおし、過去に風疹にかかったことがない場合には、積極的に予防接種を受けることが望まれます。

    トキソプラズマ症について

    トキソプラズマ症はトキソプラズマ原虫という寄生虫人の口や目から体内に入って寄生することで引き起こされる病気です。

    妊娠中に初めてトキソプラズマ症に感染した場合、胎盤を経由して胎児にも感染する恐れがあります。

    感染時期によっては胎児に眼の異常や脳内石灰化、水頭症が発症する場合があるので気を付けなければなりません。

    トキソプラズマ原虫は加熱が不十分な肉や、感染したばかりの猫のフンや猫のフンが混ざった土などに存在しています。

    そのため、感染予防を図るためにも、妊娠中はユッケなどの生肉は食べない、肉は十分に加熱して食べる、生肉を扱った後の調理器具はしっかりと消毒し、手洗いをきちんと行う、など十分注意が必要です。

    猫を飼っている場合には、妊娠中は猫のトイレ掃除はできるだけ行わずに、他の家族の方にお願いしましょう。

    どうしても自分が行う必要がある場合には、手袋やマスク、メガネを装着し、トキソプラズマ原虫に触れないように、しっかりと対策をしましょう。

    妊娠糖尿病について

    妊娠糖尿病とは、妊娠中に発見または発症した糖尿病ほどではない軽い糖代謝異常です。

    妊娠すると胎盤からでるホルモンの働きで、血糖の調節をするインスリンの働きが抑えられます。また胎盤でインスリンを壊す働きの酵素ができるため、妊娠していないときと比べてインスリンが効きにくい状態になり、より血糖が上がりやすくなります。妊娠中、特に妊娠後半は高血糖になる場合があり、一定の基準を超えると妊娠糖尿病と診断されます。

    妊婦さんの79%は妊娠糖尿病と診断されるため、必ずかかりつけの医院で検査を受けるようにしましょう。

    妊娠糖尿病は、母体だけでなく赤ちゃんにも合併症をもたらします。

    母体には帝王切開率の増加、難産、羊水量の異常、子宮内胎児死亡といった合併症があり、

    赤ちゃんには巨大児、形態異常、心臓の肥大、小児期~成人期のメタボリックシンドロームといった合併症が引き起こされることがあります。

    なお、妊娠前から既に糖尿病と診断されている場合や、妊娠中に明らかな「糖尿病」と診断された場合は妊娠糖尿病より重度の状態ですので、血糖をより厳密に管理する必要があります。

    帝王切開などの異常分娩でどのくらいの費用がかかる?

    正常分娩と異常分娩における費用制度の違い

    異常分娩は帝王切開をはじめ、吸引分娩や鉗子かんし分娩などの器械分娩、早産分娩、骨盤位分娩などのほか、分娩の経過中に会陰切開術以外の手術的な処置を行ったケースや、子宮収縮剤を使用しても分娩が初産婦で30時間以上、経産婦で15時間以上かかってしまうケースなどをいいます。

    この点、正常分娩は病気とはみなされないので、健康保険の適用はありません。

    つまり、3割負担など自己負担額の軽減がないので、全額自費となります。

    これを補うために、出産育児一時金の制度があります。

    42万円の一時金が支払われますが、これは一般的な正常分娩の費用相場です。

    ゴージャスな部屋で過ごすなどお金をかけなければ、出産による経済的な負担で悩むことなく子どもが産める環境が整っているのです。

    これに対して、異常分娩の場合は3割負担の対象となります。

    つまり、異常分娩に要した医療機関への医療費の支払いは、3割負担となり自己負担額の軽減が受けられるのです。

     

    代表的な帝王切開のケース

    帝王切開は高齢出産などのケースをはじめ、正常分娩では出産が難しい状況にあるケース、事故などに遭って急遽、胎児を取り出すことが必要になったケースをはじめ、出産の痛みなどを抑えるために選択されるケースもあります。

    そのため、費用は健康保険の3割負担の対象です。

    ちなみに帝王切開の手術費用の相場は20万円から24万円程で、正常分娩に比べて入院日数も伸びるので入院費用も多くなります。

    もっとも、健康保険の適用のほか、高額医療費制度の対象となるため、正常分娩より実質的には費用が少なく済む場合もありあます。

    たとえば、帝王切開を行って10日間入院し、手術費用と入院費用の合計30万円だった場合、自己負担額は3割なので10万円で済みます。

    さらに、高額療養費制度を申請して払い戻しを受ければ、実際の自己負担額は6万~9万円程度にとどめられるのです。

    気を付けたい差額ベッド代や食事代

    出産に伴い入院する場合、近年はゴージャスな部屋で特別な食事を摂りながら、リラックスして過ごす方も増えてきました。

    こうした個室などを使うことで生じる差額ベッド代や、入院中の食事代は自己負担となり、かつ、高額療養費制度の払い戻し対象にもなりません。

    仮に112,000円ずつかかるとすれば、10日入院すれば12万円がかかる計算ですが、もっとも、異常分娩では、正常分娩と同様に出産育児一時金42万円も支給されるので、正常分娩の方より自己負担額の軽減が可能です。

     

    妊娠中に生命保険に加入できるのか?

    妊娠してから生命保険に加入したくなったらどうする?

    妊婦さんの中には、万が一に備えて医療保険には加入していたものの、死亡に関して保障される生命保険についてはあえて加入していなかったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

    妊娠するということは出産を控えている段階ですから、将来について考え、万が一のために生命保険に入っておきたいと検討される方も多いことでしょう。

    妊娠というものは、いわゆるがんや脳卒中などのような疾患ではありませんから、どなたでも気軽に生命保険に入れるように錯覚してしまいますが、そうとも限りません。

    ほとんどの生命保険会社で加入はできるものの、週数によっては加入には条件がついてしまう事が多いのです。一般的に生命保険には一定健康状態であれば適用される健康優良割引や喫煙をしていなければ適用される非喫煙割引があります。

    妊娠中には一定のリスクがあるため、これらの割引が適用できない可能性があります。したがって、妊娠前、もしくは出産後であればより安い保険料で加入することができたのに、妊娠中であるがために、高い保険料で加入することになってしまいます。

    生命保険は急ぎではないなら産後の加入がおすすめ

    生命保険に加入できないわけではないものの、できれば産後まで待って加入をするのがおすすめです。というのも、出産から1ヶ月が経過してからであれば、何ら問題なく保険の加入がスムーズにできるようになるためです。

    また、産後すぐの赤ちゃんの頃からお子さんが小さなうちは母親やパートナーの方に万が一のことがあると、残された家族や子どもの生活費や教育費などに大きな負担がかかります。

    そのため、死亡保障の金額はお子さんが小さなうちだけは、できるだけ多めに設定しておいた方が安心です。

    またライフステージが変わる毎に見直して、成人に近づく頃にはまた保障を減らすなどしていくと、家計の負担も少なくなるでしょう。

    妊娠中に医療保険に入ることはできるの?

    妊娠中に医療保険に加入することは可能?

    妊娠をするとお腹の中の胎児がどんどん大きくなるにつれて、母体にも大きな負担がかかるだけでなく、つわりや切迫早産、切迫流産、妊娠中毒症などといったリスクを伴うことになります。

    しかし、妊娠が判明してから医療保険に新しく加入するとなると、入るのが妊娠前に比べると容易ではありません。

    妊娠中に加入できる医療保険は条件あり

    たしかに妊娠中は経過が良好で、たとえば帝王切開の予定がないなど異常がないような状況であれば加入できます。多くの保険会社では加入できることがほとんどですが、条件が付き、保障される範囲が制限されてしまいます。

    主に挙げられる例として、子宮や卵巣や卵管などの部位が原因となる入院や手術は保障対象外になってしまいます。つまり、妊娠で想定される、切迫早産や切迫流産、帝王切開、妊娠高血圧症候群などが保障対象外です。つまり、妊娠の際のリスクを目的として医療保険に加入する方には、妊娠中の保障は期待できない結果となるでしょう。

     

    妊娠中でも加入できる保険のご検討を!

    妊娠中でも切迫流産や切迫早産に対応した医療保険がある!

    そのような中でも、妊娠中でも切迫流産や帝王切開などの子宮や卵巣、卵管などの部位も対象となる医療保険も存在します。それがエクセルエイド少額短期保険の「普通保険」。

    切迫流産などの妊娠の異常や帝王切開による分娩であっても手術給付金や入院給付金もきちんと給付される、安心して出産へと臨める手厚い保障内容です。

    妊娠の異常や帝王切開の分娩などといった妊娠・出産のリスクに備えて加入したいと考えているのであれば、妊娠異常に関して保障対象となる医療保険を選択するのがベストだと言えるでしょう。

    ただし、加入時点で医師から異常妊娠、出産の可能性を指摘されていない場合に限られることや、ケガを除き、加入してから60日間の免責期間(保障対象外の期間)があることに注意しましょう。

     

    妊娠前の加入なら正常分娩も保障対象になる医療保険がある!

    やはりベストなのは妊娠前に医療保険に加入することです。とはいっても妊娠・出産のリスクに備えて医療保険に加入したのに、結果的に正常分娩で終わった。それはそれでいいことですが、せっかくそのために医療保険にはいったのに、という少しもったいなかったような気分にもなりかねません。

    そこでなんと正常分娩も保障対象になる医療保険も存在します。それがあんしん少額短期保険の「医療保障付定期保険」。妊娠が判明してしまったら加入できないことと、契約日より9ヶ月未満での正常分娩は入院給付の対象とならないことの注意が必要ですが、結婚したら、この保険に加入しておけばいつ妊娠が判明しても安心になります。

     

    妊娠糖尿病でも加入できる保険がある!

    なかには妊娠糖尿病もしくは妊娠中に明らかな「糖尿病」と診断される場合があります。

    その場合は出産後も糖尿病と同じ扱いとなり、医療保険の加入が難しくなります。

    糖尿病については、糖尿病に特化した保険があります。それがエクセルエイド少額短期保険の「糖尿病保険」です。糖尿病保険は妊娠中でも加入することができ、妊娠判明後の加入でも帝王切開や切迫早産も保障可能です。妊娠糖尿病の方はエクセルエイドの糖尿病保険をご検討ください。