感染症

目次

    感染症の種類

    人類の最大の敵は感染症ともいわれている

    人類はある意味において、感染症との闘いの歴史を繰り返してきました。

    感染症というものは、大気や土壌、水や動物に存在する微生物が、人の体内へ侵入して引き起こす疾患です。人から人へ移ってしまい、現在世界中で巻き起こっているコロナウイルスのように、感染拡大が止まらないものも多数あります。

    重症化してしまうと死亡してしまう事もあるので、特に小さな子どものいる家庭などでは、子どもの様子を窺いながら注意しなければなりません。

    ご年配や既往歴のある方も重症化しやすく、まさに今、世界中で直面している問題です。

    細菌とはなんなのか

    目に見えない微生物の一つに細菌があります。

    細菌とは一つの細胞で構成されている生物で、単細胞生物とも呼ばれています。

    人の身体に入って増殖し、感染症を引き起こして死に至らしめるものもあり、大腸菌、黄色ブドウ球菌、結核菌などが知られています。

    逆に、人の健康維持に欠かせない細菌も存在しています。

    特に腸内環境や皮膚表面では多くの細菌が活動し、ビフィズス菌や乳酸菌、納豆菌などは有名でしょう。

    ウイルスとはなんなのか

    もはや細胞すら持たないもので、サイズは細菌の50分の1程しかありません。

    単独では増殖できず、ほかの細胞に侵入して自分のコピーを作らせ、破裂したところでさらにほかの細胞に侵入して増殖して、感染症を引き起こします。

    主なウイルスとして、ノロウイルス、インフルエンザウイルス、コロナウイルス、HIVなどがあります。

    真菌(カビ)とはなんなのか

    カビも感染症の一種として、人を病に至らしめるものがあります。

    かつては植物に分類されていましたが、研究が進んだ現在では、独自区分に分類されました。

    胞子を肺から吸い込んで体内に侵入するため、せきや呼吸困難、胸痛などの肺疾患として症状が現れることが多いです。

    原虫とはなんなのか

    回虫のような寄生虫によって起こる、寄生虫症も感染症の一種です。

    単細胞の微生物で、宿主に寄生し一方的に養分を吸い取って増殖していく形態ですが、極めて複雑な動きをするため、ほとんど解明できていません。

    アニサキス、マラリア原虫などがありますが、有効なワクチンがないのが現状です。

     感染症にかかったら早めに病院へ 

    感染症は人だけがかかるものではなく、鳥などの動物なども集団感染を起こしたりしますので、そういった点ではとても怖い病気です。

    風邪などの症状以外で今までに見たこともないような症状のときは、即座に病院の医師に相談をしましょう。

    もう少し遅ければ危険であったということが起こりえますので、何かしらの症状が出た場合は、速やかに病院を受診するようにしましょう。

    感染症というものにかかってしまうと、完治するまでしばらく外出もできなくなってしまいます。

    仕事にも出られない、学校や保育園も休まなくてはいけないという事態になってしまいますので、周りに移さないようにするためにも早期発見が望ましいです。

     

    感染症の治療方法の基礎知識

    感染症の治療には、抗菌薬を用いる

    「よく耳にする感染症だけど、実際にどんな治療をされるのかを知りたい」と思ったことはありませんか。

    まず、細菌による感染症の治療には、抗生物質や抗生剤を使用します。

    ただし医師の判断により、抗菌薬が不要と判断されることもあります。

    インフルエンザ

    インフルエンザに感染した場合に使用されるのが、「抗インフルエンザウイルス薬」です。

    ウイルスに直接働きかけ、ウイルスの増殖を抑えることで、症状を軽減するものです。

    医療機関でインフルエンザと診断された場合に、抗インフルエンザウイルス薬は、医師から処方されます。

    また、飲み薬や吸入薬の他に、注射薬が用いられることもあります。

    インフルエンザウイルスはすぐに増殖するため、発症後48時間以内に抗インフルエンザウイルス薬の服用が必要です。

    高熱がある場合は解熱鎮痛剤、二次感染を起こしている場合は、抗菌薬を使用します。

     

    マイコプラズマ肺炎

    マイコプラズマ肺炎に感染した場合に行われるのが、マクロライド系抗菌薬を使用しての治療です。

    「エリスロマイシン」、「クラリスロマイシン」などが、マクロライド系抗菌薬にあたります。

    これらの抗菌薬は、肺炎マイコプラズマの細胞分裂を抑え、殺菌します。

    しかし、マクロライド系の抗生物質の効かない耐性菌も中にはみられるのです。

    マクロライド系の薬が効いていないようであれば、テトラサイクリン系、またはニューキノロン系の抗生物質を使用することがあります。

    早期に対応しないと重症化することもあるので、早めに病院を受診することが大切です。

    RSウイルス感染症

    RSウイルス感染症に治療薬はありません。

    そのため、解熱剤や痰をきる薬、咳止めなどの症状をやわらげる薬で対応します。

    子どもに多い感染症で、大人が感染した場合は、風邪に似た軽い症状がでたのち、治まっていくことが多いので、十分な睡眠や水分の補給を心がけます。

    安静に過ごしていれば、数日程度で症状がやわらぐことが多いです。

    秋から冬に流行し、感染力の強いウイルスです。

    A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

    A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は、A群溶連菌や溶連菌とも呼ばれ、子どもも大人も感染します。

    A群溶血性レンサ球菌咽頭炎にかかった場合は、ペニシリンやセフェム系の抗菌薬を使用します。

    これらの抗菌薬は、細菌の細胞壁に働きかけて殺菌することで、増殖を抑えます。

    通常は服薬により症状が改善しますが、リウマチ熱の合併症を予防するために、抗菌物質を指定された日数分しっかりと飲み切ることが重要です。

    感染症に対して感受性の高い抗生物質があれば、治療薬がない場合もあります。

    感染症が疑われる場合は、早めに医療機関を受診しましょう。

    新型コロナウイルスに感染した場合の治療費はどうなる?

    新型コロナウイルスに感染したら?

    依然として収束の気配を見せない新型コロナウイルスですが、もしも感染した場合の治療費はどうなるのでしょうか。

    新型コロナウイルスに感染しているかどうかを調べるには、まずPCR検査を受けることが必要となります。

    感染症の判定には検査をすることが欠かせませんが、新型コロナウイルスの感染を判定するのがこのPCR検査です。

    検査の実施は診察した医師が必要と判断した場合に基づき、都道府県などの指定医療機関でおこなわれます。

    医師が感染症の判定に必要と診断した結果おこなわれる検査のため、費用は公費負担で賄われ、自己負担額が発生することはありません。

    治療費が必要のない感染症とは

    感染症の中には感染力や罹患率(病気にかかる割合のことを言います)、そして感染した場合の重篤性によって危険率が変わります。

    そのため感染症を分類し、危険性の高いものは公費負担で賄うこととしているのが「感染症法」です。

    中でも感染した人がまったく治療費を払う必要がなく、適切な医療を受けられると定めているのが「新感染症」で、新感染症に罹患した場合は全額公費負担の対象となります。

    新型コロナウイルスはまさにこの「新感染症」に該当するため、罹患しても治療費は一切かかりません。

    検査の結果入院が必要となった場合、先に行ったPCR検査の治療費も不要となるのは、新感染症かどうかを確かめるために必要な検査だからです。

    感染症法ではエボラ出血熱やペストなどの一類感染症や、結核などの二類感染症で入院した場合の治療費は、医療保険を適用した上で残りを公費で負担することとしています。

    しかし新型コロナウイルスは一類・二類のいずれよりも感染力が強いため、「新感染症」に当たるとして全額公費負担の対象となっているのです。

    入院した費用も全額公費で負担されるのか

    新型コロナウイルスなどの感染症は、新たな罹患者を出さないためにも入院治療が不可欠です。

    入院すれば通常の通院治療よりもより多くの治療費がかかりますが、新型コロナウイルス入院患者の医療費はすべて公費で賄われます。

    これは令和2213日に「新型コロナウイルスに関する緊急対応策」として、首相官邸が出典した資料の中に記載されました。

    全文は10ページにわたり、その4ページ目の「感染症指定医療機関等の治療体制・機能の強化」という項目に、「感染した入院患者の医療費は、公費により負担する」と明言してあります。

    このように未知のウイルスかつ、非常に感染力の高い新型コロナウイルスに感染した場合、検査および入院にかかる治療費を自らが支払う必要はありません。

     

     

    感染症の治療に必要な保障額の目安について考えてみよう

    指定感染症は公費負担制度で!

    指定感染症に該当する場合に保健所による勧告や措置を通じて、指定医療機関に入院した場合、入院費用については感染症法第37条によって公費負担制度が利用できます。

    公費で入院治療が受けられる指定感染症に該当するのは一類感染症と二類感染症に指定されたそれぞれ7疾病と、新感染症です。

    一類感染症に指定された7疾病は、エボラ出血熱、クリミア・コンゴ出血熱、天然痘、ペスト、マールブルク病、ラッサ熱、南米出血熱です。

    また、二類感染症に指定された7疾病とは、ポリオ、ジフテリア、病原体がSARSコロナウイルスに基づく重症急性呼吸器症候群、結核、鳥インフルエンザ、MERSとなっています。

    新感染症とは人から人に伝染する未知の疾病であって、伝染力や感染した場合の重篤性が高く、危険性が極めて高い感染症として認められたものです。

    一類感染症と二類感染症、新感染症で入院した場合は、認定期間中の医療に要する費用の全額が公費で助成されます。

    ただし、新感染症に限り、世帯員の総所得税額によっては月20,000円を限度とした、一部自己負担が生じることがあります。

    そのため、これらに該当する感染力が高く、重篤な症状をもたらす感染症で入院した場合、保健所に必要書類を提出して申請をすることで、自己負担額はゼロ円、もしくは、最大でも20,000円にとどまることになるのです。

    住居費や生活資金などは必要

    所定の感染症で入院した場合、公費で助成が受けられるなら、医療保険などで保障を準備しなくてもいいと思われるかもしれません。

    しかし入院中に発生する費用は、入院費用だけではありません。

    入院中も家賃や住宅ローンの返済が必要になったり、マイカーローンなどの借金の返済も必要です。

    世帯主であれば、家族の生活費やお子さんの教育資金なども発生します。

    この点、会社員や公務員など社会保険に加入していれば、入院のために休職して給与がもらえない間は、健康保険から最大で1年半にわたり、傷病手当金として給与額の67割程度の支給が受けられます。

    一方、退職している人や自営業者、アルバイトなど国民健康保険の加入者は傷病手当金はありません。

    つまり国民健康保険の加入者は、入院により仕事ができないと無収入になってしまいます。

    これを補うために、医療保険に加入していれば、入院給付金が受けられます。

    たとえば、月に30万円の生活費等が必要なら日額1万円、15万円あればどうにかなるなら5,000円の保障を付けておくと安心です。

    感染症になった人は生命保険に入れるのでしょうか

    生命保険に入れるかはいつ感染したのかと現在の状態による

    生命保険は死亡保険金を支払う保障ですので、加入する時点で死亡リスクが高い方は基本的に加入ができません。

    生命保険は死亡保険金に対してわずかな保険料であっても、大きな保障が得られる制度です。

    これを実現しているのは、契約者が少しずつ保険料を出し合うことで、そのうちの誰かが亡くなった際に相互扶助の仕組みにより、集められた保険料から保険金が支払われるからです。

    そのため、契約者は平等である必要があり、年齢や性別に応じた死亡リスクの高低に基づき保険料が定められるとともに、既に病気に罹患しているなど死亡リスクが高い人を排除するために健康状態を確認する診査が行われます。

    保険会社や生命保険商品によって多少差はありますが、一般的には過去5年内に病気やケガで手術や一定期間以上の入院をした人、過去3ヶ月内に通院や投薬治療を受けた経験のある人は生命保険に入れません。

    そのため、感染症になった方が生命保険に入れるかは、いつ感染してどのような治療を受けたのか、直近でも通院しているのかによって異なります。

    感染症にもさまざまな種類があり完治度も異なる

    感染症といってもさまざまな種類があり、軽度の症状で済み、治療法なども確立されているものから、死亡リスクも高く、治療も困難を極める感染症もあります。

    たとえば、インフルエンザの場合、高齢者などを除けば入院するケースは稀です。

    そのため、直近でインフルエンザにかかって投薬など受けていなければ加入できますし、罹患したばかりの場合には完治してから3ヶ月ほど待てば、基本的に問題なく加入できます。

    これに対して、結核は感染力が強く、症状も重くなりがちで措置入院が必要な指定感染症の一つです。

    もっとも、かつての時代と異なり、近年では治療法や治療薬なども確立されて命を落とす人は稀となり、一定の入院をすることで短期で回復し、元の生活に戻れます。

    現在も引き続き治療を受けている事情がなく、入院したのが5年前より前であれば、それ以外の健康状態に問題がなければ、基本的に生命保険に加入できます。

    後遺症などが長引くケース

    新型コロナウイルスは新たな感染症ですが、まだ解明がなされていない未知のウイルスです。

    この点、既に生命保険に加入されている方が新型コロナウイルスで亡くなった場合、生命保険各社が支払いを行い、災害割り増し保険金を支給するケースも少なくありません。

    一方、新型コロナウイルスにかかった人が、これから生命保険に入れるかというと極めて難しいものがあります。

    入院した方は5年内の制限にひっかかりますし、自宅療養であった場合も、後遺症があるなどして通院や投薬を受け続ける可能性があり、診査を通らない可能性があるためです。

    感染症になってから生命保険を選ぶ手順とは

    感染症に罹患して生命保険の必要性を痛感したら

    感染症に罹患したことで死への恐怖を感じたり、感染症による死を身近に感じ、家族のために万が一の備えをしておきたいと考えるようになった方は多いのではないでしょうか。

    これまでは健康に自信があり、まだ若いからと生命保険の必要性を感じず加入をしてこなかった方が、感染症に罹患してから生命保険に加入するにはどうすればいいのでしょうか。

    罹患時期と現在の状態を確認しよう

    生命保険は死亡リスクの高い方は、基本的に加入が認められません。

    リスクが高いかの一つの基準として、5年以内に入院や手術などをしているか、3ヶ月内に病気の診断を受けたり、通院や投薬などを受けているかの告知が求められます。

    措置入院をしたのが5年より前で症状が完治し、直近で感染症をはじめ、他の病気の診断や治療も受けておらず、健康診断などの数値も問題なければ、通常の生命保険に加入が可能です。

    引受基準緩和型の生命保険

    では、通常の生命保険の告知項目をクリアできず、加入ができない場合はどうすればいいのでしょうか。

    その場合は、引受基準緩和型の生命保険で入れるものがないか調べてみましょう。

    引受基準緩和型の生命保険とは5年以内に入院や手術歴があっても、1~2年以内には入院や手術歴がない方や一定の持病をお持ちでも症状が安定している方なら入れる可能性がある保険です。

    ただし、リスクが高い分、同じ保障額を得るには健康な方より高い保険料を支払わなくてはなりません。

    また、保険金の支払いに制限がつく場合もあります。たとえば、罹患した感染症やその後遺症などに起因する死亡では、保険金が支払われないというものです。

    罹患した感染症とは無関係の病気やケガによる死亡のみ支払いが受けられるといった、限定的な保障となります。

     

     

    いずれにしても、感染症にかかった後に、生命保険の加入の検討、見直しをする場合、最も大切なことは加入している以外の保険会社で見直しをするということです。

    これは、同じ保険会社に比較できる生命保険の種類は少なく、かつ、複数の種類の引受基準緩和型保険や無選択型保険を取扱している可能性は極めて低いです。そのため、根本的な保障の見直しになりません。

    保険は保険会社ごとに保障内容が異なり、保険料にも差が出てきますので、必ず複数の保険会社で比較して加入検討や見直しが必要です。

    アグネスでは、簡単な質問に答えるだけで、ご自身の加入できる複数の保険を気軽に探し、比較することができます。あなたにぴったり合った保険を選ぶことができるので、まずは気軽に診断してみましょう。

    感染症になった人が医療保険に入ることはできるのか

    医療保険に入れる条件を確認しよう

    感染症の病歴がある方が医療保険に入れるかは、どの感染症にかかったかや、治療にあたって入院や手術などをしたのか、現在は完治しているのか、治療後どのくらいの期間が経過しているかによります。

    この点、一般的な医療保険は過去5年以内に手術や7日以上の入院をしたか、最近3ヶ月以内に医師の診察・検査・治療・投薬を受けたかなどがチェックされます。

    この加入条件は保険会社や医療保険の商品内容によっても異なりますが、直近で病歴があると加入できないのが原則です。

    感染症にもさまざまな種類がある 

    感染症といっても、比較的軽度のものから、特効薬のない生命の危機にかかわる重篤な感染症までさまざまあります。

    比較的軽度といえば、インフルエンザや一部の性感染症、水虫やものもらいなども感染症の一つです。

    たとえば、インフルエンザに罹患した場合、入院などしておらず、投薬を受けたのが半年前といった場合には医療保険への加入が可能です。

    軽い水虫で医師の治療も受けていないといった場合なら、特に問題なく入れます。

    これに対してエボラ出血熱やコレラ、赤痢、結核、天然痘、SARSや新型コロナウイルスなど措置入院が必要になるような指定感染症などの場合には、過去5年以内の入院をはじめとする治療を受けていると入ることは厳しいです。

    もっとも、5年より前に治療を受け、完治したうえで、5年内は特に問題なく元気に過ごしているというのであれば、加入は可能です。

    一方で、入院したのは5年より前でも、現在も後遺症などで通院中、投薬中となると加入が難しくなります。

    医療保険で特に問題となる所定の感染症

    生命保険各社では感染法上によって指定されている7つの一類感染症と7つの二類感染症、計14つに及ぶ感染症のことを所定の感染症などと呼んでおり、所定の感染症で亡くなった場合には感染を災害と扱い、災害割増特約から死亡保険金の割り増しの支払いを行っています。

    そのため、所定の感染症に該当する感染症に罹患した場合には、インフルエンザなどの比較的一般的な季節性の感染症に比べて、医療保険の診査も厳しくなる傾向にあるのです。

    新型コロナウイルスについては、各社で対応がまだバラバラな側面がありますが、既に加入している方については、入院、死亡した場合に安心の保障が得られるようになっています。

    これに対して、新型コロナウイルスに罹患した後で医療保険に加入したいという場合、病気についての解明がまだなされておらず、かつ、後遺症に苦しむリスクが高いことから、診査は極めて慎重になると言わざるを得ません。

    感染症になってから医療保険に入るには

    感染症に罹患してから医療保険に入りたくなったら

    梅毒やクラミジアなどの性感染症をはじめ、結核やコレラ、新型コロナウイルスなどの感染症に罹患して隔離入院を経験したり、なかなか治らずに投薬治療などを続けた経験をすると、これまで医療保険に興味がなかった方も今後に備えて保障を考えるはずです。

    ところで既に感染症に罹患した方が医療保険に入れるのでしょうか。

    その手順を見ていきましょう。

    罹患時期と現在の状況を確認

    医療保険は病気やケガによる入院や手術、退院後の通院に対して保障が得られるものです。

    そのため入院や手術のリスクが高い方は、基本的に加入ができません。

    もっとも、病歴がある方がすべて加入できないのではなく、リスクがあるかどうかは、保険会社が定める診査基準を満たすかで判断されます。

    その一つの目安となるのが、5年以内に入院や手術などをしているかと、3ヶ月内に通院や投薬などを受けているかという告知項目です。

    保険会社によって多少異なりますが、感染症に罹患した病歴がある方でも、入院したのが5年より前で、現在は回復して投薬治療や通院もしていないのであれば、医療保険へ申し込みができます。

    他の項目や健康状態に問題がなければ、加入でき、通常の保障が受けられます。

    通常の医療保険では加入が難しいケース

    では、感染症による入院歴が5年内の場合は、医療保険には加入できないのでしょうか。

    たとえば、3年前に結核で隔離入院をしたものの軽症で済み、1ヶ月あまりで職場復帰でき、今はまったく問題なく元気という方もいるはずです。

    新型コロナウイルスといった新たな感染症の流行で、不安を感じている方は多いことでしょう。

    その当時は医療保険未加入であったり、加入していたものの金額を増やしたいと感じている場合、今すぐ加入はできないのでしょうか。

    引受基準緩和型の医療保険を検討

    実は、病歴がある方や持病がある方でも、一定の条件を満たすことで加入が認められる引受基準緩和型の医療保険というのが登場しています。

    たとえば、1~2年以内に入院や手術歴がなければ、通常の医療保険より保険料を多めに支払うことで加入できるといったものです。

    もっとも、各社各様の商品内容となっていますので、感染症の病歴を持つ方の加入可否、納得のいく保障が得られるかはよく調べなくてはなりません。

    感染症は種類も多いため、加入できる感染症、できない感染症があったり、加入ができても、一定の感染症では保障が制限される場合もあるので、しっかり検討しましょう。

    まとめ

    いずれにしても、感染症にかかった後に、医療保険の加入の検討、見直しをする場合、最も大切なことは加入している以外の保険会社で見直しをするということです。

    これは、同じ保険会社に比較できる生命保険の種類は少なく、かつ、複数の種類の引受基準緩和型保険や無選択型保険を取扱している可能性は極めて低いです。そのため、根本的な保障の見直しになりません。

    保険は保険会社ごとに保障内容が異なり、保険料にも差が出てきますので、必ず複数の保険会社で比較して加入検討や見直しが必要です。

    アグネスでは、簡単な質問に答えるだけで、ご自身の加入できる複数の保険を気軽に探し、比較することができます。あなたにぴったり合った保険を選ぶことができるので、まずは気軽に診断してみましょう。