【心筋梗塞×保険】心筋梗塞の対策として日常的に行えること

心筋梗塞の危険因子となる習慣とは

心筋梗塞を発症すると高確率で死につながるため、日々の生活において危険因子を取り除いていく必要があります。
心筋梗塞や狭心症などの心臓疾患は、動脈硬化が進行するとリスクが高くなります。
加齢によって血管壁は硬くもろく変化していくため、高齢の方は特に注意しましょう。
動脈硬化対策において重要なのは、血管壁にプラークを蓄積させないことです。
プラークは粥のようにドロドロした物質で、これが原因で血管を細くさせます。
すると、血液がスムーズに流れなくなるので、心臓に栄養と酸素を十分に届けられなくなるのです。
高血圧や高血糖は特に動脈硬化を促進させるので、これらの症状には注意してください。
定期的に健康診断と人間ドックを受けて、自身の体調を把握しておくことが大切です。

 

毎日の食事バランスを整えていこう

心筋梗塞を予防する基本は食事にあり、栄養バランスに富んだ食事を意識することが重要です。
暴飲暴食をすると必要以上にカロリーを取り込むことになり、プラークを蓄積させる要因になります。
特に脂質と糖質の過剰摂取には注意し、後はビタミンとミネラルを適切に補給しましょう。
食事の品目数が少ないと、微量栄養素が欠乏しやすくなります。
食事とはカロリーを満たすための習慣ではなく、適切なエネルギー補給と健康を維持させるのが目的です。
塩分は高血圧の原因になるので、1日6g未満に抑えるのが好ましいです。
塩分過多を防ぐためには、減塩に慣れることがポイントになります。
薬味や香辛料を活用すれば、薄味でもおいしく食べられるでしょう。
アルコールとカフェインは適量に抑え、飲みすぎないようにしてください。
過剰摂取は心臓の負荷となるので、特に心臓が弱っている方は要注意です。

心臓を労るための食品とは

青魚全般にはDHAやEPAなどの魚油が多く含まれています。
油は血管を詰まらせるイメージがあるかもしれませんが、魚油に関してはLDLコレステロールを適正に抑えるために役立ちます。
高血圧対策にも役立つので、動脈硬化予防のためにも摂り入れてください。
さんまやイワシ、サバなどの青魚は、週に1~2回くらい食べるようにしたいです。
野菜や果物はビタミン・ミネラルと食物繊維を補給するために役立ちます。
過剰なコレステロールや塩分を追い出す役割があるので、野菜は多めに食べる、お菓子の代わりに果物を摂る、などの食生活を心がけてください。
大豆食品も血圧のサポートに役立つので、豆腐や納豆、豆乳などを積極的に食べましょう。