てんかんと診断されたらどのようなことを行うべき?

冷静に受け止める

てんかんと診断されると本人はもちろん、本人が子どもの場合には親や家族も不安になります。
発作を起こすと、周囲の人も万が一のことが起こるのではとパニックになることが少なくありません。
見た目では不安になる症状ですが、てんかんの発作ですぐに命を落とすことは基本的にありません。
一方、簡単に治るものではなく、発作を薬で抑えながらも、長く付き合っていくことになる病気であるため、少し時間がかかるとしても、事実を受け止めることが大切です。

 

服薬を規則正しく行う

てんかん治療の基本は、抗てんかん薬の服用です。
規則正しく、処方通りに服用していくことで、多くの方は発作の頻度や症状を抑えることが可能になります。
薬を飲み忘れた場合や発作が起こらなくなったからといって、勝手に飲むのをやめてはいけません。
医師を信頼し、処方通り服用を継続していきましょう。

症状の記録をつける

服薬をしながら、行いたいことは日々の状態の記録です。
発作が起こるまでの兆候や元気な時との違いをわかりやすく把握するために、毎日体調の変化や気になったことなどを記録していくのがおすすめです。
毎日の記録は難しい場合も、発作を起こした時の記録はつけるようにしましょう。
発作前に何か異変はなかったか、どのように倒れてどのような発作状態だったのか、家族や同僚などにヒアリングして記録します。
後から見るのは辛いかもしれませんが、発作を起こしている状況をスマホの動画で撮影してもらうと、治療やセルフコントロールに役立ちます。
医師が治療をするうえでの判断材料にすることが可能です。
また、倒れ方などを見て、気を付けるべきポイントを検討できます。
急に頭から倒れるような場合、倒れた瞬間に頭を打ってケガをすることや深刻な状態になるリスクがあります。
そうならないよう、前兆を察したら、イスに座って休むことやソファに横になるなどのセルフコントロールが行えれば、頭を打つリスクを回避することが可能です。

前兆をつかみセルフコントロール術を身につける

記録を付けていくと、発作の兆候などが見えてくることがあります。
発作を起こす前は寝不足が続いていた、ストレスが溜まる状態にあったなどです。
また、人によっては光によるチラチラとした刺激が原因で発作に至るといった方もいます。
指がムズムズかゆくなる場合や頭がボーっとすると発作が起こるという方もいます。
こうした前兆や誘因を把握できれば、そうならないように気を付けるなど、発作を予防することや軽減するセルフコントロールが可能です。