鬱対策は早めに始めることが大切

心の状態の変化に気づきましょう

昨日まではまったく問題なかったのに、今日になって鬱になるということはほぼありません。
鬱にはなんらかのサインがあるので、これを見逃さないことが最大の対策です。
たとえば、毎日が楽しく感じられない、趣味・娯楽にすら興味を持てなくなった、集中力や決断力が明らかに低下している、などと感じたら注意が必要でしょう。
体に生じる症状と異なり、心の症状は発見が難しいため、なおのこと心の変化に敏感になっておく必要があります。
人は誰しも機嫌の悪い日、やる気の出ない日などを経験するものですが、これらが長く続くようであれば要注意です。
鬱は心の風邪と言われることが多く、生活環境が変化する状況で発症しやすくなります。
たとえば、受験や就職、育児などを機に発症することが多いです。

実は体にもサインが生じます

鬱は心の病ではありますが、体にもなんらかの変化が現れます。
疲れているのによく眠れない、食事をする楽しみが激減した、慢性的に疲れやだるさを感じる、などはよくある症状です。
人間の心と体はつながっており、心が不健康になると体の元気もなくなります。
それゆえ、体にだけ疲れが生じる状態よりも、鬱が原因で疲れを招いている状態のほうが深刻です。
鬱の対策で大切なのは、心の疲労に敏感になり、自覚したら早めに取り除くことです。
心がつらいと感じたら、ゆっくりと休む、自分に無理をしない、などを意識してみましょう。
鬱は最初に心の異変が生じると思われがちですが、まずは体に異常が生じ、続いて心に影響が出てきます。
そのため、疲労やだるさが続いているなら、早めに対策を始めてください。

信頼できる人に相談して心の負担を軽くしましょう

鬱対策では誰かに相談してみることも大切です。
自分だけで問題を解決しようと考えると、心に過度の負担がかかります。
完璧主義や神経質といった人は、特に鬱を招きやすいので注意してください。
鬱はひとたび発症すると、治療に数年を要することがあります。
そうなれば、仕事や家事、育児にも影響が出てくるでしょう。
だからこそ自分に無理をせず、つらいことがあれば家族やパートナー、信頼できる友人などに相談してみるのがおすすめです。
話すことで心が軽くなれば、同時に体も楽になるでしょう。
鬱の原因が環境にあると判断される場合は、その環境から逃げ出すことも考えてみてください。
たとえば、職場環境が合わない、人間関係が劣悪な状態にある、といった場合は仕事を辞めることを視野に入れましょう。
逃げるのは決して悪いことではなく、自分の身を守るための手段だと考えてください。