脳卒中 治療

さまざまな症状が出る脳卒中

脳卒中はさまざまな症状を発症しますが、いずれも日常生活で支障を来すものばかりです。
場合によっては命の危機にさらされてしまうこともあるので、早い段階で治療しなければなりません。
主立った危険な症状の中で、右か左半身いずれかに麻痺などが残るのが特徴的です。
しびれることもあり、運動神経や感覚神経がダメージを受けることになります。
時には一生改善しないこともあるので、見つけた場合や不安に感じることがあれば病院に相談すると良いでしょう。
ほかにも、会話ではろれつが回らない場合や考えて言葉が出ないこともあります。
言語障害は口や舌の筋肉を利用して会話する時に、神経が麻痺してしまうことが原因です。
脳の言語中枢がダメージを受けていることが大きな原因で、ひどいとまったく聞き取れないこともあります。
ほかにも、激しい頭痛や視野がぼやけることや欠けるといった症状があるので、日常生活で支障を来すことがないように治療を進めないといけません。

病院で検査や治療を受けて回復させる

脳卒中の治療については、最初に病院で検査を行います。
問診や医師の診察からスタートしていき、採血や心電図などを行います。
状態がひどくなっていると胸部のレントゲンや頭部のCTもしくはMRIなどを撮影して詳しく検査を行うこともあるのです。
脳卒中の治療に入る時には点滴や内服治療が中心となりますが、状態によっては抗血栓薬や脳保護薬など専門的な薬品を投与することもあります。
日々血圧や体温そして脈拍などの管理も行われますが、症状が少し出てくるとリハビリを行うこともあります。

具体的な病院での脳卒中の治療方法

高次脳機能障害が残った重症脳血管障害の場合は180日ほどの入院が必要となり、退院後も在宅で訪問看護や訪問介護などのサービスが必要になるケースも少なくありません。

介護保険制度が適用され、介護認定を受けられれば、介護費用は1割の自己負担で済みます。

ただし、40歳未満の場合はそもそも介護保険制度に加入していないので、障害認定などを受けない限りは全額自己負担となるので注意が必要です。

入院だけでなく介護費用や生活資金も保障で備えたい

さまざまな脳卒中に効果的な治療薬の中でも、代表的な薬は2つあります。
まずt-PAですが、これは脳にできた血栓を溶かしていきながら血流を改善させていくのです。
治療で使っていると3ヶ月程度経過したところで、血栓も次第に溶けて自立した生活に戻れることがあります。
使わなかった時と比較しても確率が高く、早い段階で服用すると脳卒中の改善に効果を発揮するのです。
そして、血管内の治療においては、詰まった血栓を取り除くために特殊なステントリトリーバーや吸引カテーテルなどと言われる器具を利用します。
体外へ摘出することで患者の脳卒中を改善させていきますが、なかなかt-PAで血栓が溶けない時に活用されます。
体調などにより方針も変わってくるので、医師と相談しながら回復に向けて治療を進めていきましょう。