脳卒中 回復

対処が早いほど回復の見込みが高くなる

脳卒中はいきなり倒れて気を失うイメージがありますが、前兆があることがほとんどです。
気分が悪い、頭が痛い、手足がしびれる、物を掴めずに落とす、ろれつが回らなくなるといった症状が起こります。
こうした脳卒中が疑われる症状に本人や周囲にいる家族や同僚などが気づき、すぐに救急車の手配を行い、専門医による早期の治療を受けることができれば、大事には至らないケースが多いです。
軽症でも、手足のしびれや会話のもつれなどの症状が残ることがありますが、短期間で自然と改善することやリハビリによって回復させることが可能です。

 

症状が重いケース

発見が遅れた場合や症状が重いと、倒れてそのまま亡くなってしまうケースもあります。
また、手術をしても回復せず、意識不明状態や脳死状態に陥り、延命措置などを外すことで亡くなられてしまうケースも少なくありません。
一方、命は助かっても、寝たきりになってしまうケースもあります。
体を一切動かすことができず、言葉も発することができず、胃に直接栄養を送る胃ろうなどを通じて生命が維持されるような状態です。

 

リハビリによる回復

一時的には寝たきりになった場合や自分の足では立てなくなり、車いす生活を余儀なくされた方や会話ができなくなった方であっても、リハビリによって回復する方も少なくありません。
どの程度回復できるかは、その方の症状やリハビリを始めるタイミング、リハビリの内容やリハビリを担当する専門家の経験やノウハウによるほか、本人の体力や気力も大きく影響します。
リハビリは肉体的にも精神的にも辛いものであるため、それに耐えられる体力や気力がないと続きません。
もちろん、体に無理のない範囲で行われますが、抑えめのリハビリでは、それ以上悪くならないように現状維持するか、倒れた当初よりは少し良いレベルにとどまってしまいがちです。
寝たきりだった方が杖をついて歩けるようになることや話せなくなった方が話せるようになるには、専門家によるサポートと本人の体力、気力、努力も欠かせません。

回復をサポートするプロ

リハビリは専門家のサポートが、回復に向けた重要な役割を果たします。
リハビリの専門家と呼ばれる理学療法士をはじめ、図画工作やガーデニングなどの作業をしながら機能回復を目指す作業療法士もいます。
話せないなど言語機能に後遺症が残った場合には、言語聴覚士といったリハビリの専門家のサポートを受けることも可能です。