ADHDになると発症する具体的な症状とは

年齢に見合わない注意欠如が特徴

ADHDとは注意欠如・多動症であり、注意力が続かないという特徴があります。
年齢のわりに明らかに落ち着きがない、注意力が不足している、待つことが苦手で衝動的に動いてしまうなどの症状が見られます。
こうした症状は小さい頃によく見られますが、ADHDを発症すると年齢にそぐわない注意欠如が発症するので、仕事にも影響が出てしまいます。
たとえば、仕事の納期を守ることができない、途中で投げ出してしまうのでプロジェクト遂行が困難になるなどは少なくありません。
また、非常に飽きっぽい性格をしているので、すぐにあきらめてしまう傾向があります。
不注意はあらゆる場面で発現し、なくしてはいけないものに限って紛失する事例も多いです。
運転免許や大切な書類、高価なスキンケア用品などをよくなくす傾向があります。

落ち着きがなく常に動いている

じっとしていられない症状もADHDではよく見られています。
会議中にずっと体を動かしている、貧乏ゆすりが癖になっている、物を見ると触れずにはいられないなどの症状は少なくありません。
こうした症状は時に周りから嫌がられますし、迷惑だと捉えられることもあります。
たとえば、スーパーに行った時に、必要以上に野菜や果物に触れることです。
また、目に入ったものは触れなくては気が済まなくなることが多く、むやみに触れて指紋を付けてしまうこともあります。
子どもであればじっとするのが苦手という子が少なくありませんが、大人になってもこうした症状が続くようであれば、子どもっぽい、社会に適応できていないなどと思われてしまう可能性があります。

突発・衝動的な行動に出ることが多々ある

ADHDになると突発的な言動が目立つようになることが多いです。
買い物依存の人にもよく見られる症状で、必要がないものを大量に買い込むことがあります。
計画性を持って購入するのではなく、突発的にほしくなって大量購入することもあり、家計に大きな打撃を与えてしまうのです。
感情をコントロールするのも苦手で、大人でありながら子どものような怒り方をしたり、物をぶつけたりしてしまう症状もあります。
また、人の話を聞くのが苦手で、自分から一方的に話し続けたり、相手の話を折ってしまったりすることもあり、相手に不快感を与える要因になりかねません。
一方的に会話をする状況ではコミュニケーションが成立しにくく、たとえば仕事においては営業や接客ができなくなる可能性があります。
このように、ADHDは健全な日常生活を送るうえでデメリットとなる症状が数多く発現します。