てんかんを抑制することや軽減させる対策とは

てんかんによる不安

てんかんが発症すると、短期間で治癒するのはなかなか難しいのが実情です。
治療で抑制しながらも、長く付き合っていかざるを得ないこともあるため、どのように生活をしていくのか対策を考えることも大切になります。
なぜなら、外出先や人前で発作を起こすのが不安となり、引きこもりがちになってしまう方もいるためです。
お子様でも大人でも、たとえば学校や職場で倒れて、救急搬送され、周囲を驚かせてしまったことがトラウマになってしまうケースもあります。
外での発作がきっかけで、登校拒否になる場合や会社を辞めてしまう方も少なくありません。

てんかんとうまく付き合う方法

てんかんとうまく付き合うためには、まずはてんかん専門医の診断を受け、治療方針を決めましょう。
処方された抗てんかん薬を、規則正しく、しっかり飲んでいくことが大切です。
薬が効けば、発作の抑制につながり、発作を起こりにくくし、仮に起きても軽度の症状でおさまることが期待できます。
発作がおさまれば、少し気分も軽くなり、冷静に考えられるようになります。
薬を継続的に服用しつつ、発作ノートもつけるようにしましょう。
発作が起きる前に行っていたことやその前後の状況、発作時の状況などを記録することで、後から振り返って見えてくることがあるからです。
たとえば、寝不足が続いた時や緊張が続いた時、ゲームやテレビを長時間していた後に発作が起こるなど、発作を誘因する原因がある方もいます。
また、発作が起きる直前に視界がチラチラする、高い音が聞こえる、手のひらがムズムズするなどの前兆が起きる方も少なくありません。

セルフコントロール力を身につける

こうした原因や前兆を把握できれば、発作を起こさないように生活を管理して、前兆を感じたら、いきなり倒れないように座ることや横になるなどの対処ができます。
てんかんの発作は突然起きてコントロール不可能と思われがちですが、実はセルフコントロールが可能です。
薬によって症状を抑えつつ、セルフコントロールができるようになると、発作の回数が減り、突然周囲を驚かせるような心配も減らせます。

トレーニングプログラム

トラウマやコンプレックスに苦しんでいる方や不安で眠れないなどストレスを抱えている方は、てんかん専門の医療機関でワークショップやリハビリ、各種のトレーニングプログラムに参加するのもおすすめです。
医師や心理士、作業療法士などの専門家が、てんかん患者に寄り添い、安心して快適に暮らしていけるよう、精神面の保ち方も含めたアドバイスやトレーニングをしてくれます。