糖尿病は血糖値のコントロールができない病気

糖質が血糖値に影響する

糖質は三大栄養素の一つであり、人間の身体にとって特に重要度が高い栄養素です。

一方で、過剰に糖質を摂りすぎると血糖値が上昇したり、不安定になったりします。

膵臓が相当な負荷を受けており、この状態が続くとインシュリンがうまく分泌されなくなり、血糖値が下がりにくくなります。

血糖値が高くなりすぎて下がらなくなると、糖尿病と診断されるわけです。

糖尿病を防ぐためには糖質制限をするのが一般的ですが、過剰に制限すると栄養バランスが崩れます。

無理に糖質を制限したあまり、タンパク質と脂肪を過剰に摂取することにつながることもあります。

そのため、過度の糖質制限には注意し、適度に摂取するように心がけてください。

 

血糖値を上げないための糖質の摂り方

ご飯やパン、麺類などの主食は、いずれも糖質が多いのが特徴です。

おかずをあまり食べずに、ご飯ばかり食べているという方は血糖値が上がりやすいので注意してください。

ただ、主食の中でも、血糖値が上がりやすい食べ物、上がりにくい食べ物があります。

具体的には、「GI値」が高ければ高いほど、血糖値が上がりやすくなります。

そのため、主食の中でも高GI食品ではなく低GI食品を選ぶことが、血糖値を抑えるコツです。

パンを例にすると、一般的な白パンよりも黒パンの方が、血糖値が上がりにくいです。

糖質を摂りつつ血糖値をコントロールするには、なるべくGI値の低い食品を選んで食べることがポイントになります。

 

食事と血糖値の関係

食事をすると必ず血糖値が上昇します。

食事によって摂取した糖質は、身体のエネルギー源となるのです。

タンパク質や脂質と比べてより素早くエネルギーに変換されるので、空腹時は特に糖質が欲しくなるわけです。

また、糖質は脳の唯一のエネルギー源であり、過度に制限するのはよくありません。

大切なのは特定の栄養素に偏らず、バランス良く摂ることです。

健常な状態であれば食後はインシュリンが分泌されて、血糖値は正常なレベルまで低下します。

しかし、膵臓の機能低下が原因でインシュリンの分泌力が落ちたり、インシュリンの作用自体が減退したりすると、高血糖の状態になってしまうのです。

高血糖とは血液中に大量の糖が存在する状態であり、言うなれば身体が砂糖漬けになってしまうわけです。

糖尿病は突発的に発症するものではありませんが、暴飲暴食を続けたり、不規則な生活が習慣化していたりすると、リスクを高めるので注意してください。