がん治療を受ける際に注意したいこと

治療法を選ぶ際の注意点

がん治療は癌の種類やステージ、発症している部位などに応じて、適切な治療法が異なります。
医師からいくつかの提案を受けると思いますが、ご自身や家族と、しっかりと説明を聞き、納得のいく方法を選択することが大切です。
その際はメリットだけでなく、デメリットの確認も欠かせません。
治療に伴う副作用だけでなく、普通に生活ができるのか、転移や再発の可能性、延命の可能性はどのくらいあるのかなど、納得いくまで確認しましょう。
たとえば、手術をすれば再発リスクが低いケースでも、その代償として乳癌のように乳房を失う場合や子宮癌のように子宮を失い、妊娠できなくなるケースもあります。
咽頭癌などの場合、声を失うリスクもあります。
声を失った後、筆談で生活していくのか、パソコンなどを利用してコミュニケーションを取るのかなど、その後の生活までイメージしておくことが大切です。
胃癌で胃の大部分を切除したとすれば、術後はどのような食生活を送るのかなど、治療後のことまで含めて確認をしておきましょう。


通院治療にあたり注意したいこと

手術前後には必ず入院が必要ですが、近年は抗がん剤治療や放射線治療を行う場合には入院せず、通院で行えるケースも増えています。
定期的なタイミングが重要となるので、計画に沿って通院できるようにすることが大切です。
仕事を続けながら通院治療をする方は、副作用が出ることを考え、治療の日とその後2日ほどはお休みにするなど、仕事との調整も必要です。
職場の理解と協力を得ながら、漏れなく通院治療が受けられるようにしましょう。
機会を逃したことで、転移や再発のリスクを高めることがあるためです。


治療中に注意したいこと

入院しての治療の場合、副作用が出た時や異変が生じてもすぐに医師や看護師が対応してくれます。
ですが、通院治療の場合は副作用の対処もご自身とご家族で行わないといけません。
そのため、副作用の種類に応じて、どのようなことを行えば良いか、病院でのガイダンスをしっかり確認して適切な対応を取ることが必要です。
また、発熱した場合やケガをして血が止まらないなどの場合はすぐに病院での入院や診療が必要になるケースもあります。
通院治療だからといって我慢することなく、不安な時や異変を感じたら、すぐに病院に行きましょう。
抗がん剤治療の場合、2日ほどは家族の健康にも影響が及ぶリスクがあります。
トイレを使い分けることやお子様と一緒にお風呂に入るなどは控える期間がありますので注意しましょう。